タ拠点居住という生き方 ~「フルサトをつくる」著・伊藤洋志×pha~

近頃、関心を寄せる事柄に”移住”というキーワードが浮上してきました。
そのことで、ネットで移住に関する情報を集めたり、移住に関する関連書籍などを調べていますが、先頃出会った本の中に興味深い一冊がありました。

「フルサトをつくる」著・伊藤洋志×pha
furusato

この本は多拠点居住の考察と、その実践レポートについて書かれています。
簡単に説明すると21世紀をどういうライフスタイルで生きていくかという内容です。

僕が、この本から影響を受けた新しい概念は、”多拠点居住”というワードでした。
移住というと、田舎に引っ越しというイメージで、その土地の産業に従事するという方法しかないと思っていましたが、本書では、都会と田舎を往復しながら、多拠点居住を持つことに重要性を見出したところが興味深い視点です。
そして、地方の土地では新たな事業に取り組む、または、都会での仕事を地方で行ういう実践が書かれていて、移住先をいくつか持つことで、結果的に生きていく為のリスクヘッジにも繋がるという発見があります。つまり、フルサトを持つことは生きる場所を得るということなのだと。

本書を読んで、著者の発想に心惹かれるのは自分と同世代であるということが、大きな要因としてあるように感じたわけですが、1978年生まれの坂口恭平「独立国家のつくりかた」や1979年生まれのマーク・ボイル「ぼくはお金を使わずに生きることにした」なども、本書と同様の視点と実存感覚から生まれたものであり、これは単なる偶然ではなく、世代的なものであるように1978年生まれである僕には感じられるのです。

doku  bokuha

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