阪急百貨店で開催中のディオール展にいってきました。
三分の一のミニチュア・サイズに縮小された美しいドレスやスーツが忠実に再現され、圧倒的な美しさと贅沢さを表現していました。
ウエストをシェイプしたシルエットの美しさと布地の特性を活かした自由自在のテクニック。
ほんま素晴らしいの一言です。
ミニチュア・サイズでも美しさが際立ってました。
人と服の関係性、ファッションの意義 そういったものの起源のようなディオール。
阪急百貨店の広い空間
テーマ別に趣向を凝らした展示が続く
ファッションってイマジネーションと技術と美しさ なのだ ということが再認識できますなあ。物が創られる重みなるもの。そんなに誰でも彼でも簡単にホイホイとできるものではないのだ。
時代の流れや変化で美しさの価値観が多様化し、僕は70年代以降の破壊的なアバンギャルドな美しさに共感してきたけれど、いずれにしても、ファスト・ファッションみたいなものが大きな顔しているようでは 先はない。そう思います。
美術館で鑑賞するよりラフに身近に 巨匠の歩みとメッセージを感じることができる素晴らしい展示でした。