写楽と豊国 ―江戸の美と装い レビュー

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現在、神戸ファッション美術館で開催されている、写楽と豊国の展覧会へ訪れました。
展示は当時のファッションに着目した浮世絵の展示で、鮮やかな色彩の着物や、当時の流行、暮らしの一端などが垣間見れる、神戸ファッション美術館らしい、テーマが際立つ展示となっていました。
浮世絵の展示を鑑賞したのは、初めてのことでしたが、写楽と写楽のライバルであった豊国は、歌舞伎の役者絵、今でいうアイドルのブロマイドのようなものと推測されますが、そのような役者絵で人気を博した、絵師だということを知りました。
また、役者絵の他にも、当時の人気の相撲取り雷電の浮世絵などもあり、当時の庶民にとって、浮世絵は身近な親しまれた絵画であることが、感じ取れる展示です。

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個人的には下の写楽の浮世絵が気に入りました。これは、役者絵ですが、左が金貸し屋で取り立てが強く表されています。右は、返済に困って金はないと、困っている浪人。(笑)
ふたつで、セットになった作品です。
当時も現代も、変わりのない世俗を感じます。
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その他、色々興味深い作品がありましたが、浮世絵を通じて、ファッションと人間について、考えを巡らせた面白い展覧会でした。

写楽と豊国―江戸の美と装い

2016年6月18日(土)~8月14日(日)

開館時間
10:00 – 18:00(入館は17:30まで)
休館日
月曜日、6月7日(火)~17日(金)、7月19日(火)ただし7月18日(月・祝)は開館
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