伊丹市立美術館にて
岡崎恭子さんの展覧会「戦場のガールズ・ライフ」、
昨年の東京に続き、待望の西日本展が開催中(~9/11)です。
岡崎京子さんと言えば
ポップカルチャーのアイコン的存在で
一時代を牽引した漫画家のひとりです。
高校時代、
学校の先輩から
「雑誌CUTIEの連載漫画読んでる?
“東京ガールズブラボー”ってヤツ。
すごいねん!!!」
「ちょっと頭クラクラするで」
と、薦められたのが
最初の出会いでした。
先生にバレたらあかんで、と言いながら
仲間内で回し読み!
あの頃特有の
ちょっと生意気で自意識過剰な心に
響いてきたんですよね。
岡崎さんの作品に触れることで
自分のイタいところが
クリアになるような感覚もありました(笑)
憧れもあり、
ノックダウンもされる
そんな存在だったように思います。
会場では
時代の背景と岡崎さんの作品を
年表形式で紹介されていたので
とても分かりやすく、
多くの方が足をとめて、じっくりと閲覧されていました。
pinkのユミちゃん
原画や当時のインタビュー記事も
本当に貴重で、
一つ一つ見ていたら
最後は時間との戦いに…(笑)
圧巻の約300点の展示です。
はたち前後の女性や
男性の来場者も多く、いらっいしゃいました。
いとうせいこうさんの番組「ゲバゲバゲリラ」(スペースシャワーTV)に
出演された時のVTR映像もなつかしく
2回見てしまいました(笑)
交通事故にあわれた後、
自宅療養を続けられている岡崎さん、
伊丹展にむけて
メッセージが届けられていました。
今も色褪せていない
岡崎さんの作品たち。
今、また新たな気持ちで読み返しています。