新作落語の名手 三遊亭白鳥 〜落語の仮面祭り〜

image002

新作落語の名手、三遊亭白鳥さんの独演会へ訪れました。

白鳥師匠は新作落語の噺家の中では、極めて特異な存在で、東京ではチケットが即日完売するほどの人気ぶりです。

作品の面白さは勿論、想像を超えたストーリー展開。
その独自性は「絵本作家になりたかった」ということからもうかがえる、毒のある狂気のファンタジーという感じでしょうか。

高座では、意表をつく演出で席亭(会の支配人)を怒らせ寄席の出入り禁止になるなど、数々の怪伝説を残す、江戸落語会での異端児、いやいや天才的存在。

従来の落語の常識を破ったり、古典落語の名人の型を壊し、白鳥落語に昇華させる大胆な話芸は、時にドン引きを招くこともあるそうですが(笑)、一度味わうとクセになる中毒性のある落語です。

image-1 image-1

(話題を呼んだ自ら女装した月影先生のブロマイド)

今回は、少女漫画「ガラスの仮面」を題材にした、白鳥師匠オリジナル「落語の仮面」(原作者•美内すずえ公認)の、第2話、第3話を公演。

ガラスの仮面同様に、落語の仮面も、主人公が、内に秘めた才能を開花させるまでの、サクセスストーリ仕立てになっています。張り巡らされた伏線をサゲに繋げる手腕は、落語ならではの醍醐味。

ガラスの仮面ファンも落語ファンも喜ばせる、抱腹絶倒な高座は、漫画の主人公に自身を重ね合わせたかのようであり、どこか自伝のような一面も垣間みられました。

落語は、一般的に古典落語のイメージが強く、知識がないと楽しめないと思われがちですが、白鳥落語はビギナーでも楽しめ、新作落語の面白さをふんだんに堪能できます。

dsc_0568

2016年9月19日
ZAZA Pockets(大阪)
続続・白鳥ウォーズ(吉田食堂PREZENTS)

1、ギンギラボーイズ(作・白鳥)
2、落語の仮面(第2話)~嵐の初天神~
~中入~
3、落語の仮面(第3話)~時そば危機一髪~

 

Pocket
LINEで送る